2020年11月7日土曜日

絵作り:資料集めの大切さについて

作品を作る際に必要な事について描いていきます。

一般向けの内容です。


絵画制作の初めの部分を解説していきます。あくまでも基本となる考え方です。

アナログ、デジタルは問いません。


私自身も常々、初心に帰って制作に励まねばと思い見直してみました。


初心な方向けの為、ゴリマッチョな方、スター選手、天然型、陽キャの方は、ご自分の巣に戻って下さい。


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「絵を学びたい!」


そう思った時、先ずどのよな画風を学びたいかを決めてください。


好きな画風は? 浮世絵風? ルネッサンス風? アニメ調?

アニメ絵も手塚治虫風、萌え系、劇画調と様々です。

この作家の画風で描きたい!恐らく、そう思っているのではないでしょうか?


①好きな作家さん、画風を決めてみましょう。


例)風景の場合なら、この作家さんの風景が好き!という具合で探してみてください。

例)好きなアニメの、この場面が好き。参考にした絵が描きたい!


②資料集め、、、次は練習開始です。

描きたい画風が決まったら、資料を集めます。


何もない状態では、何も描けません。ネタを集めましょう。


あなたが描きたい絵は、人物画(キャラ系)ですか?風景ですか?風景でも、リアル系?ファンタジー?抽象?


動物?ゆるキャラ?


悲しい絵?明るい絵?引用したい物語がある?(例:神話や民話、、


描きたい画風、内容によって集める資料も変わってきます。

風景なら先ずは模写です。人物(キャラ)もやはり模写から入ります。

難しいと行き詰ってしまう為、簡単な内容から始めましょう。

※あ、ご自分で取り組むのが難しければ、ヒントが的確に得られる教室に通うのが手っ取り早いですね!上達の近道です。


最近は、読みやすい解説書も多いので簡単に自習が出来ちゃいますね!

ネット、SNSも大いに活用しましょう。


こうして、詳細な資料があれば描く際に困りませんので必要なものを集めるわけです。




③絵作り

ここでは絵画制作を例に挙げてご説明いたします。


絵画といっても、幅広くいわゆるイラストも一枚の画面に構成され、内容を伴ったものであれば絵画と言って差し支えないでしょう。19世紀くらいまでの絵画は、今でいうイラストですね!

上記に当てはまらないような内容の挿絵は、挿絵ですね。


資料は主に、参考作品、素描、構図、参考写真、考えを書いた覚書が挙げられます。

参考作品は、特定の物というよりたくさんあった方が良いでしょう。いわゆるパクリとは違います。参考文献と言い換えるとわかりやすいです。引用です。

ただ、引用は感覚が問われるように思います。


人は必ず、何らかの媒体の影響を受けます。

影響を受けたものを、どのように出力するかが大切だと思います。

自分のものにする為には、模倣と言われない為には、一旦咀嚼して、自分のものにし、

自身の色にして再出力する必要があります。


例)ウルトラマンが大好きな庵野秀明監督が、エヴァを生み出した。

例)ディズニーの影響を受け憧れ追いつき、越えようとして、作品を作った手塚治虫。

例)バンドデシネの影響を色濃く反映した、大友克洋さん、恐らく宮崎駿監督も。


①下図を作ります。

左側:小さい画面に描きます。ここでは印象を大切にして描いていきます。

            ↓

右側:気に入った構図に色を付けてみます。



②原寸大の下図を描いて、本番の紙に写します。

さあ、完成絵向けて描いていきましょう!!


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以下、私の大学生時代の卒業制作の素描です。

絵画を制作をする為の資料ですね。
学生時代は、写真を用いて制作する機会は少なかったです。

基本、本物を見て素描するのは大変です。大変ですが情報処理にかなりの力を要する為、力は付きます。写真では得られない、情報量が得られるからです。
(写真を使ってはいけないという意味ではありません。使った方が良いです。)

当時は、現場主義にこだわっていたというだけです。負荷をかけることで地力を上げられると考えていたからです。これはこれで、本物を見て理解し、描写する力は付くと思います。


結果が大事ですが、結果を得る為には、過程が大事という訳です。
※過程は、評価の対象にはなりません。










以下、2枚は、高校生時代の卒業制作の資料です。
やはり、写真に頼らず本物を素描することで得られる実感を大切にしていました。





如何だったでしょうか?
目的に合わせて資料を集め、構成を練り出力していくという手順が伝われば幸いです。




2020年11月4日水曜日

アート系の記事など読んでの感想

TOKYO ART BEAT の記事に「CADEN:現代美術」という記事があったので読みました。令和二年2月25日の記事です。


業界を代表するような、天上の方々のお話なので下人の私が感想を持つのもはばかられるのですが、、、

私にとって商業に関する部分は、専門外なので、消費する側に過ぎないのが現状です。


私が多少はかかわりがありそうな部分について、気になった点を書きます。




①現代アート市場が、日本では育ってこなかったのか?

絵描きとしては、五流な私でも児童画指導の一端をになっている為考えざる負えない内容です。

以下記事の内容をかいつまんでみると見てみると、、

「現代アートは分からない」

義務教育の段階で図画工作に苦手意識を持った子供が、大人になっても距離を取っているからではないか?

現代美術がどのような土台となる環境の元に成り立っているかを、義務教育の段階から教育する必要がある。


【私の考え】

文化の成り立ちを考える。文化が享受されていく過程がありますからそのようになっていった工程を分解して問題を解決していくしかなさそうです。

明治維新や、先の大戦で敗戦した日本の社会構造は大きく変わりました。変わりはしましたが、変わっていない部分もあると思いますし、、、話が広がり過ぎました。

本当は、敗戦で変わってしまった思考や認識、社会の仕組みについて考え直した方が手っ取り早いと思います。いかがでしょうか。


■日本の歴史、民話、神話、先祖、自然、文化、宗教、礼儀作法すら、興味が持てない教育では根っこがありませんので多文化への理解や考えも深まりません。

 思いやりもはぐくめない。

 

■経済、心にゆとりがないと芸術もはぐくめません。

 芸術は、教養のかたまりです。躾けられていないと理解できません。


■根元の教育から初めていく。これは、文化を理解する為の素養つくりです。自分たちが何者なのか?を知らずして思考は深くなりませんし、芯が無い状態では、他者への理解は深められないのではないかと思います。


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「12,3歳までに神話(歴史)を知らない民族は、滅びる。」

トインビーという学者が言ったそうです。


上記の言葉を引用した面白い記事を読んだことがあります。


■知るとは、興味を持つことだそうです。

 好きなことなら、とことん突き詰めていくことが出来ます。

 人でもモノでも。


■例えば、AKBについて興味はありますか? 私はありません。

 その為、団体の成り立ちや日々の活動についても詳しくありません。

 極論、どうでも良いのでなくなっても困りません。


 ファンは、その逆で、構成員の名前や出身地、特徴なども知っているでしょうし、

 関連商品を買い集め、コンサートに行き、握手会も欠かさず、

 ではないでしょうか。

 SNSも欠かさず確認していると思います。


 何故か?興味があるからです。

 興味があれば、好きであれば、とことん追求するのだと思います。


 支える分母が大きい為、AKBはつぶれること無く継続し発展してきています。


 ■言い換えれば、美術に興味が無ければ、

  やっぱりどうでも良い、となってしまうでしょう。

   

  ああ、、興味を持ってもらうって難しい、、、


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■日本人すべてが現代美術を理解する必要はありませんし、

 好き嫌いもあって問題ないでしょう。

■財を成した方が、アートの良き理解者となれってもらえる

 環境作りの方が手っ取り早いかもしれん。

 名古屋も茶所であった戦前は、芸者文化や、財を成した人が(例えば故木村定三 

 氏:死後、愛知県美に5000点もの収集品が寄贈されています。ヤマザキマザック

 美術館や、古川美術館、横山美術館など美術館を作れるくらいの

 財を成した人がいれば、、)

■昔のように誰でも見られるようなものである必要もないのかもしれません。

■新聞とテレビをどれだけ味方に付けられるか。

 まだまだ、世論はこの二つが作っているように思います。

 現代アートを取り上げてもらうしかなさそうです。


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②政治による検閲、右傾化への対応

Museum watchという団体が国際美術館会議にはあるそうで、政治性の強い理由で美術館職員が職を追われたり検閲を受けたりした時に声明を出して訴えかける役割を担っているそうです。

あいちトリエンナーレでも2回声明を出したそうです。


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■右傾化ですが、世の中左傾化しきっているので、そのように感じるだけな場合もあ

 るように思います。日本もウルトラ左傾化した状態だと思うのですが、、


 本来は、よくよく議論していく環境が美術業界、マスメディア、教育業界にあれば

 よいですが、無いのが現状ですな。


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あいちトリエンナーレの、「表現の不自由展」についてですが、観ていないとはいえSNS等に上がっている画像を見る限り表現力の不自由な展示が多いように感じます。

安易というか、おしゃれではないし、大嫌いという個人の感情をぶつけられているだけに見えます。

その企画に上がっている作品の大半が、日本をいびる内容であるようでしたし。

半日店と言われても仕方がないような構成だったが故に支持されなかったと感じますがどうでしょうか?


監督の発言を収めた、動画も見ましが監督の感覚がおかしいと感じます。

日本人ってなぜ、自分たちの先祖や文化を貶める作品を作りたがるのかなぁ。



平和の少女像の横にライダイハン像も並べてみたら?といった意見に思わずうなずいてしまうのは私だけでしょうか?(平和の少女像が微々も美しいとは思えないが)


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これでは、いつまでたっても現代アートを好きになってくれる人が増えませんね。


■まとめ

私にできそうなことは、

①日本に興味を持てる教育を行う。その上で、アートについて分野ごとに説明する。

 

興味を持った人には、

②日本を取り巻く、社会情勢、経済、概念、歴史と美術の関連性ついて学んでもらえる

 環境を提供する。


私も謙虚に学び、試行して行きたいと思いました。


高須先生と名古屋市市長