2020年3月13日金曜日

経過観察記録 絵画教室

絵画教室

自身が絵画教室で講師をする為に気にしていることを書き込んでみました。



★絵画教室に通うか、通わないか迷っている方へ。一般向け。

先ずは最寄りの教室に見学へ行くことをお勧めいたします。
私塾なのでそれぞれの教室で特徴は違うでしょう。

実際に見学に行き、講師とお話してみましょう。


「鉛筆デッサンや水彩画を始めてみたいけど独学は不安・・」
「趣味で絵を描いているものの、どうかいたら良いか分からず迷うことも多い、指導してもらえる環境が欲しい・・・」

「続けられるか心配」
「部屋が汚れるのが嫌なので、専用の描く場所が欲しい」


絵画教室の特徴を始め様々な疑問、御自身のこうなりたい、こんなことに取り組んでみたいという気持ちを講師に伝えてみてください。



★児童への対応について

入会時に教室で過ごすために必要な決まりをしっかり躾ましょう。

入会時に過ごし方を決め、後はひたすらその姿勢を崩さず毅然と向き合います。
自由に伸び伸びとさせる代わりに、叱る時は厳しく、褒める時は手放しで誉めます。
一定の距離は取ります。仲良くなりすぎることに私は気が進みません。


楽しませつつ、毎回メリハリをつけて過ごしてもらえれば良いと思います。

一年間の成果を何らかの形で本人や保護者に示すことが出来れば、なおよいと思います。


【行動をまとめると】

①挨拶 講師と正対して目を合わせて挨拶をする。

②準備 

③配置 袋から出した画材を制作がしやすいように並べます。

④制作 仕上げましょう。

⑤完成したことを講師に伝える

⑥片付け 道具についた絵具を洗い落とします。水場の水滴は残らず拭かせましょう。

⑦挨拶

忘れてはいけないことは、講師が先を取って行動をすることです。自ら範を示していきます。子どもより動き、がっぷり四つで向き合いましょう。

保護者と方針については、豆に話した方が良いです。考えをすり合わせておくことは大切です。


【問題点】
★慣れてくるとダレることがあります。
一定の縛り、一貫性を持たせる必要性があります。

★どこかの時点で辞める日が来ます。
それまでに何を得てもらえるか、貴重な時間教室で過ごしてもらうわけですから実り多き経験であって欲しいです。

★皆が皆、教室の雰囲気に合うとは限りません。
これは致し方ないことです。その場合は、正直に保護者と相談した方が良いです。

★子どもは、挨拶の時に目を合わせないことが多いように感じます。
これは関係を構築する上で好ましくありません。目を合わせることで、相手に意思が伝わっていくと思います。


★そもそも、私などは人間が小さい為教えるなんてたいそうな存在でないなと思うことも多いです。日々修行です。



その他、経営上のイロハは基本他のお仕事と変わらないと思います。






2020年3月4日水曜日

アカデミックなデッサン(ドローイング)について考える

インスタなどに上がっている海外のドローイングに興味を持っている方は多いと思います。

私も常々アカデミックなドローイングがどうあるべきか考えているところです。

※私が考えるドローイングとは、グーグル先生などに英語でドローイングなんとかかんとか、と打ち込んで出てくるドローイング群の事です。
アニメーターや造形作家、デザイナーのドローイングも同じくくりです。

日本の絵画系受験デッサンは、別のくくりなように思います。

デッサンの方法についてあれこれ考える理由

①自分が上手くなりたい。

頭の中で三次元に物を構築して、紙や立体に出力できるようになりたい。

②現在のデッサン指導に疑問がある。
描き始めから仕上げまでの工程。
構図。
指導方法について。

③人を指導する際、いかに楽しく分かりやすく体験していくことが出来るか。その方法はあるのか。

一般の方で、デッサンの指導を受けたことが無いけれどこれから上手くなりたいと思っている人が理解しやすい方法論。個人差はあれど、腑に落ちるにはどうしたらよいか。


④教える人の雰囲気!!③に関連してますが。
これが一番大事だったりしますね。教えてもらっている側が、教えてもらってよかった。やる気が出た、続けたい、良い時間を過ごせた。わかりやすい!と思えると良いですね!





①構図
構図を覚えることでイメージが明確にします。
明確だと白い画面にイメージを出力するととに集中できます。
見栄えの良い構図は、ある程度決まっていると思います。

「肖像画」や「大首絵」を見てみることも効果があると思います。
結構ゆったりと構図しています。

頭の上を切る構図は、私は変だと思います。
絵画でも、頭を画面上のギリギリに持ってくる場合を見かけますが
これも、変だと思います。

②形を線でつなげる
陰の範囲も輪郭で決めます。
形の変わり目を見極めましょう。
明部と暗部をはっきり分けておきましょう。

※この後、描きこみを行うのは明部からです。

<鑑賞者の目線で見る>
明るい部分に視点は向かいます。
石膏と余白の按排を考えてみましょう。


③陰の部分をガーゼで擦ります。
雰囲気を出します。
ただし、輪郭が決まるまで擦らないようにしましょう。
※ちなみに擦らなくても影側の表現は可能です。H 系の鉛筆で目を潰していけば
陰の表現は可能です。ただし、優しく撫でるように線を重ねていきます。

④描き出し完成
あとは光が当たっている部分を潰さないように
描きこんでいきます。
紙の白さを生かすと美しく表現することが出来ます。


【構図】
目が画面中央に来ています。
首像を構図する際の目安になると思います。

「陰影でとらえるか」「線で形を明確にしてから肉付けするか」
どちらか決めて描き出すことをお勧めします。



まとめ


見た目のカッコ良さを大切にしたいと思います。
映像ではなくて、立体としてとらえて画面に表現していきます。
その際、絵画としての美しさも追及します。

至らない部分も多いですが、今後も継続して考えていきたいと思います。
少しでも、日本の絵画を取り巻く環境が向上すればよいなと思っております。