2020年2月4日火曜日

鉛筆デッサン 石膏編 描き出しについて考える

こんにちは。
今回は、石膏の描き出しについての記事です。

画面サイズはB3のM画紙です。
使用した鉛筆は、ユニのFです。

アニメの原画のように線描で形をとらえていきます。
描き方は、輪郭から始める場合と陰影を捉えていく方法
の二種類があります。
アカデミックなスタイルの場合、アニメの原画を描くように輪郭で
捉えていきます

指導する場合、方針は一つに絞った方が教わる側も迷いません。私はこの方法が好みであると同時に、崩れにくい技法だと感じています。




【ちょっと寄り道】

勝手な想像ですが、陰影でとらえていく石膏デッサンは、
予備校のデッサンの発展と大きくかかわっていると思います。

時間内に素早く仕上げることや、印象を大切にすること
などが陰影で描いていく要因になって来たのではないかと想像します。
絵画系の先生が指導していたとか。
大学に予備校が合わせたのかな、などさまざま理由が思い浮かびます。

専攻によっても違います。

デッサン本をいくつも見てみると、石膏の時だけ陰影中心の捉え方で、
静物の時は線で輪郭を捉えていたりと状況で異なるようです。

昔の絵画だと何となくスーラ―のデッサンを思い出します。

何はともあれ、仕上がりが美しければなんでもありだと思います。

ただ、私の印象では、モデリングがしっかりしたデッサンが描ける人は
立体造形も得意な傾向があると感じます。



首、胸がやや長い気がします。


首元と台座を修正します。台座も描いておく方が自然だと思います。
しかし、美術科高校受験の場合はそこまでする必要はない為
窮屈にならないように収まり良く描ければよいでしょう。

髪の毛を描きます。

輪郭をはっきりさせておくと肉付けしやすくなります。
強弱を付けた線であることが望ましいです。
濃過ぎは不自然ですからほどほどに。



タッチの方向については、また機会をを作って取り上げられたらと思います。