2016年9月26日月曜日

名古屋芸術大学

さて、ここは大学。名古屋市のお隣。40年も前に創立された私立の大学。愛知には3つの美術大学が有り、それ以外にも専門学校がチラホラ。
ここは、体育館が立派なのは良いなあ〜

二階部分の両サイドに空間が有り、卓球台、奥には筋トレマシーンが有った。


敷地はそんなに広くない。芸大と言うだけあって近所には音大も有る。そう言えば、藝術大学という表記が有る。でも、芸を藝とするなら学も學にしないと変では?旧字体の方が格好は良いけど。戻らんかな。


おお、電子掲示板を発見。

画材屋を発見。

芸祭ねえ〜

学食だ。ひと段落した食堂のおばちゃんたちが飯を食っていた。

愛知芸大とは違って平地にある大学。周囲は住宅街。ある意味、長久手村の環境は素晴らしかった。

こういう感じ好き。


奥に見えるのが絵画棟。

とりま、ちっと野暮用で訪ねたのでした。


2016年9月5日月曜日

ケルベロス 地獄の番犬

基本ファン以外はピンとこない作家性の強い監督の作品。そう、まだ昭和っぽさが残る1991年公開の押井監督作品。ネットでは酷評が多いのかな。「!?何を言っているのか作品の内容がわからない。」「途中で寝ちゃった!」

といった意見が多数を占めるといううのが相場か。ググってみてください。犬好きな監督の主人を亡くした野良犬が裏テーマの作品。と、言っても差し支えない。テーマって大事。


まとまりのない感じだけれど簡単に感想など。


劇中のロケ地に台南が使われており、音楽や作品コンセプト、演出が相まって台南を比較的よく知る身としては「琴線に触れる作品」。すでに25年が経過しているののに、見たことのある風景が今もあんまり変わっていない台南の風景に驚かされる。確か二十歳前後にビデオ借りて見たことがあったと思うのだけれどその時の印象はどうだったかな。記憶にない。

音楽に合わせて流れていく何気ない風景描写、この演出がツボにはまっている。彷徨っていく感じも好きで、生活感が漂いどこか懐かしい雰囲気の場所ならどこでもよかったのか、それとも台南だからできたことか。こういうの虚無感が一番好きなんだろう。「千と千尋」でも終盤の電車のシーンが一番好きかな。

映像構成と音楽のリズムで見せる作品が好きというのもある。台湾を知っているのも大きいか。それ抜きでも、風景や動きを切り取っていく絵の流れは飽きないし、定番の川井音楽はいい。自分はこれらの演出に非常に影響を受けている。
細部の作り込みとリズム感、掘り下げていけるテーマ。自身の作品もこうありたい。





好きなもの、興味があるものを探求していくと自分が何を作るべきか見えてくるだろう。


押井監督作品の全部が好きというわけではないけれど、巨人宮崎監督作品とどちらが好きかと言われると演出は押井監督作品が好き。万人ウケする感じではないけれど、はまった時の傑作っぷりは凄い。(ジブリ作品の全盛期のセル画の力強さ、美しさはすごい。巨匠は最後まで実写にはいかなかったなあ)セリフもそこそこに映像と音楽で魅せるのって相当難しい。
押井監督作品で好きなのはこれと、パト1、パト2、攻殻。語りと川井音楽。演出にポイントがあるんかな。

個人の文脈をいかに大きな文脈に置き換えて伝えていくかも課題。台南の個展もそういう意味では「あの場所」しかできない展示ができたとはいえる。一人の作家が訪れ、住み、生活し、出会い、そこで普段とは違う姿の作品や思想が生まれ観に来た人の文脈に入り込んでいけばいいっしょ。


以下作品のイメージ画像。






















蔚龍の個展の話 図録編

展覧会開催にあたって、図録とハガキを作成していただいた。図録には滞在中に制作した作品の全てが掲載されているわけではないので機会があればブログ等に掲載したいと思います。

展示のイメージから作品の選択までやっていただいているので自分もどんな展覧会になっているのかは当日まで知りませんでした。作品の選択に関しては、大枠では去年、自分が選んでいました。そこからさらに絞ってもらったという感じですな。
ポスターのデザインも事前にお知らせをいただいて、確認してから印刷でGOでした。

しかし、作品の出来は良くない訳ではないけれど。細部を詰めた作品も入るよねと。要素を増やすこと。今回は空気感、即興の勢い、いわゆるライブ感が伝わればと思う。輪郭線だけだともたないものも多いけれど。





正方形のカードには文章が掲載されています。
以下カードに記載されている文章の訳。
「2015年、日本人作家の加藤正晴は321芸術村にやってきました。駐在中の時間、人物画制作や素描に取り組みました。創作の題材は、台南の景観や巷の人々、街頭パフォーマー、新たな友人たちです。今回の創作を「台南スケッチ漫遊記」としました。」




英語は文法が変ですね。名詞も動詞やら語順が変。これ僕が提出した文章かな。やばいっす英語力。

以下画集の日本語の訳。
「台南の321蔚龍滞在中、毎日人物画と素描を描いていました。絵の主題は321の景観、住居、生活に関わる物、街の人々、台南で知り合った人々です。画材についてですが、台南にあるお店で購入をします。最後に、これらの作品を321蔚龍で展示したいと考えています。」