僕が台湾を初めて訪れたのは、2011年。ちょうど大学院の研修過程を修了したところでした。大学院で修復関係の仕事につくか大学で模写を続けるか迷っていた時期でした。
そんな時、知り合いの方から台湾の画廊の人が興味を持ってくれたという電話をいただいたのが始まりです。
ちょうどその頃、愛知芸大の日本画に台湾から留学生が訪れたいたこともあり、その留学生が帰郷するのに合わせて台湾に行ってみることにしたんです。留学生の母校の美大を見学させてもらったり、一度行ってみたかった故宮博物院。そして、前述の画商さんに会いに行こうと。
おお、人生二回目の海外旅行が台湾になるとは。当時の僕は台湾についてほとんど知りませんでした。恥ずかしいくらいに。まずは行くしかないと。結果として行ったことで作家活動を続ける機会を得たわけです。
初台湾は、4泊5日の旅でした。大雑把に消化した予定を描くと、初日はキャセイパシフィックの飛行機で夜に到着。ついに来たと胸が高鳴ります。そして、留学生と合流。2日目は台南んへ単独で乗り込み、3日は台北市美術館と華山に小籠包で有名なお店の後、台湾芸術大学へ。夜は現地の芸大生たちとご飯を食べました。4日目は故宮へ行きました。あと、誠品書店にも行きましたね。5日目は、四日の夜は友達の家が空港から近いので泊めてもらい午前の便で帰国となりました。
【初日】 初日は一人で、台北駅まで向かいました。荷物を回収し、バスで台北駅へ。なんとか切符を買うもどれに乗れば良いか分かりませんでした。いやはや未だにどれか分からないことが多いです。しばらく高速道路で移動。
スクーターが多い。車も多いけれど。夜だったから車の燈火が眩しかった。建物は古い物と新しい物が混在していたけれど古いものが多かった。徐々に外国に来た感じがして来た。駅に着いてからも右も左も分からない状態で、地下鉄へ。待ち合わせの場所へ向かいました。以外と簡単に乗れる。 板橋駅で待ち合わせ。
そこから、夜市へ行く。初の台湾夜市!なんなんだろうこの活気。常にお祭り状態なのか?服におもちゃ、装飾品、もちろん食事処がメインかとは思うけれど東京のアメ横をさらに雑多な感じにしたような雰囲気。人が多い。鳥の脚、首、臭豆腐にカエルの肉。どれも上手かった。夜市に漂う独特の臭いは、日本人には気になるかな。
宿泊は、手配してくれた宿へ。二日で3000元だったから安いかと思ったけれど三掛けで9000円じゃん!案外宿は、高いなと感じた。綺麗だったからいっか。
【二日目】 衝撃の台南。
二日目、7時に起床してなぜか忘れたけれどドアを開けたらノブに袋がぶら下がっていた。袋の中にはサンドイッチと飲み物が。周囲を見ると同じようにノブに袋がかけられていた。袋には部屋番号が記載されていた。変な物が入っていたりせんだろうな?と思ったけれど食べた。一人なのに二人分入っていて食べきれんかった。
板橋駅で新幹線の乗車券を購入。車窓からの景色は田園風景が多かった。高鐵から降りた瞬間、猛烈に蒸し暑い。うわっなんだこれは。前日の台北は曇りで以外にも涼しかったのでこの温度差に押し潰されそうだ。
台南駅で待ち合わせの予定。でも、顔を知らない。誰が画廊の人か分からなかった。改札口を出た後、しばらくウロウロしていたら目が合って、あの〜〜ひょっとしてって。それから、名古屋の画廊が台湾人の友人を紹介してくれていて助っ人で来てくれました。それで無事画廊へ。到着後は、現地の作家と合流して僕の作品の写真を納めたファイルを眺めながら作品の紹介。この時は、日本語が出来る美大の学生を呼んで来てくれていて通訳をしてもらいながら進めて行った。
しかし、暑い。蚊も飛んでいる。おいおい、まだ3月の末だぜ。台北は曇りで雨がちらついたりと、何方かと言えば肌寒かったからこの差には驚いた。(台北も晴れてしまうとかなり暑かったらしい)
画廊で僕の作品ファイルを見終えた後は、皆で観光へ。歩いて日本時代の建物なんかを見て回る。町並みは古い感じで、結構ごちゃごちゃしている。それから、作家のスタジオにも案内してもらった。他人のスタジオを訪れるっていうことはとても興味深い。しかし、当時はのちに長期滞在して制作するなんて想像もしていなかったし、毎年行くことになるとは思っていなかった。
美食の街とも言われる台南。ある意味印象に残ったとなったのが食。これでもかと言うほど画廊の方がごちそうしてくれた。昼ご飯、夜ご飯、夜ご飯2回目と来た(ことわっておくと皆がガンガン食べさせてくるということはない)。しかし、飯が上手い。好みは割れると思うけれど僕は好きな味だった。何を食べたかは覚えていないけれど。台南は魚介類が有名な土地です。下の写真は止めのデザート?焼き菓子を豆乳のようなスープ。
| 現地の方が撮ってくださった |
華山1914。台湾の現代のアートを楽しめる場所。喫茶店に雑貨屋さんもあって面白い。倉庫街みたいなところ。この時は、絵本とかに載っていそうな可愛らしい絵が展示されていた。こういった所からも日本の美術との違いを知ることができるのかな。
国立台湾芸術大学へ。大学の詳細についてはググっていただくとして、日本の美術大学とは違い演劇や放送アナウンスとか幅がもう少し広い感じ。水墨書画専攻の先生方や学生の方と交流する機会を得ることが出来た。学生が使う教室を見学することも出来た。紙や道具が散乱?していたりして。
ここで、書画系の先生方に作品の写真を見てもらう機会がありました。一枚一枚きっちり見て下さり、講評をしていただきました。僕が外人だから、優しい方だったからか。日本画の先生にもきちんと見てもらったことなかったのに。
大学の図書館で、一階には雑誌が置いてあって日本の雑誌も置いてあった。館内は綺麗で、大学関係者が書いたの論文も閲覧出来るし本の種類も多かった。4階建てくらいだったかな〜
大学にある美術館?この日は、書画系の修復の展示などを見ることができました。他に科の展示もあったかは忘れました。
大学構内には作品が展示出来る場所がたくさんあり、作品が散見された。
分かりづらいけれど画面中央の木の下でくつろぐ学生達。三月だから学校は休み中?
日本でもそうだけれど、こ綺麗な喫茶店があるところ多いですよね。ここで休憩の後、案内してくれた留学生の後輩宅で宴会。お手製の料理でもてなしてくれました。その日は、酒を飲み楽しく過ごすことができましたが、やや酔っぱらい過ぎたか・・・
夜の食事の際登場したのがこのお酒、50度もあり一口目の殺人的な破壊力には驚いたが深夜までチビチビ飲んでいたら空いてしまった。ほとんどの人が飲まないと言って、口にしなかったので、料理を振る舞ってくれた家主の学生さんと二人でいただいた。
大学近くのアパート。芸大の学生の利用が多いらしい。朝起きたら、台湾の朝ご飯を紹介してくれるってことで徒歩で近所の朝ご飯屋へ。この後、大学の教室や画廊へ。
ベランダ?の柵が異様に映るのは日本人くらいなのかな?
大学の画廊です。結構な広さでした。作品販売もしていて、教授の作品が多かったのったかな。
4日目の夜は、知人の実家に宿泊させてもらって朝一で空港まで送ってもらった。
これにて第一階の旅は終了となったのでした。ありがとうございました。