2013年3月6日水曜日

台湾での体験について


 台湾での体験について書きます。もちろん美術繫がりで台湾に行っているわけですが。
 2011年3月、初めて南国の島台湾へ訪れることに・・ほとんど予備知識も持たず、現地出身の知人(県芸に留学していた台湾人学生)とともに。


桃園空港一階ロビー

 とにかく暑い台湾。特に南側は年中温暖で、夜は涼しいかなというくらい。また、台北は雨が多く、長い夏以外は昼間でも冷え込むことがあります。上着が必要なこともあります。夏はスコールがあり、台風も多いらしいですね。
台南に至っては3月でもでかい蚊が飛んでいます。
 交通は、台北と高雄には地下鉄がありますし、タクシーやバスも便利です。原付の多さは有名ですね。ただ、車優先です。といっても、大陸ほど恐ろしくはないですが。あちらは電動スクーターで音もなく突っ込んでくるし、車も本当に遠慮なく突っ込んできます。駐車を巡りストリートファイトも。それに比べたら全くとは言いませんが、安心して歩けるレベルです。大陸に遠征した時は毎日が自然又は人的環境との戦いでしたが、こちらではだいぶ気が楽になりました。

 都市部の空気はよくありません。排気ガスのせいですね。都市部でなければ大丈夫です。遠征時に朝ランすると、始めは息苦しいこともあります。ビルも平均的に汚いです。再開発されているところは東京駅の丸の内に近い奇麗さがありました。街並みは奇麗なところと、そうでないところの差が激しいと思います。


 2011年の三月に初来台し、近所の大陸とはだいぶ印象が違うことを実感。訪れる前は正直たいした知識もなく、大陸のおまけくらいに思っていました。訪れてかなり印象は変わりました。日本統治の名残からか?日本人には接しやすい国だとは思います。日本時代の建物も保管されていて、結婚等の記念撮影スポットになっています。特に台南には多くの日本時代の建物が残っていて(台中、台南などには武徳殿という日本の伝統的な武道場が残されている。また、台中には一度焼失した武徳殿が復元され使用されている)、復元や改修がなされ使用されています。大陸の統治より良かったと聞いていますし。いろいろな面を比較すると日本の良さが分かる国だと思います。



台北市内でランニング。空気が悪い・・
 屋外の暑さに対して屋内の空調がきついので慣れていない頃はよく体調を崩しました。風を引いた事も!
とにかく原チャが多く自転車はほとんど見ない、いや自転車で走るの怖い
8月も終わる頃、昼間の凄い雨は直ぐ止んだ
台北のバスセンターでここから各地へ行ける
台北の夜景
台北の繁華街
若い人に人気の繁華街、中国の繁華街と比べ人も少なく客引きも見なかったので安心して歩ける
賑わう夜市、おばさんが日本語で呼び込んでくるけど無視
三越など大きな百貨店も各地にある


 台北市内の建物はお世辞にも奇麗とは言えないです。もちろん奇麗なところはとても奇麗です、住環境は日本より広めの印象を受けます。これもそれぞれみたいですけれど。
上がアパートで、一階は通路とお店になっていることが多い。


■食事■


 支那は敦煌に研修(2009年)で訪れた時と比べると、台湾の食事は日本人のお腹に合うと思います。中国だとお腹が緩くなる率が多かったからです。もちろん、屋台とかそういうところで飲み食いしたらで、慣れもあるんじゃないかと。スープの臭いも水に起因しているかと。飯がまずいわけでもありませんでしたし、まあいいかなと。(よくない!!)

 でも、台湾はスープの水が臭うこともなく飯は上手いですよ。僕は好きです

 台湾の食事は、海鮮系から今時のファストフードや定番の屋台と種類がたくさんある。料理は油っこいものからさっぱりしたものまで。夜市に行けばいろいろ楽しめますし、良いところに行けば問題もないかと。
日本の食事に慣れている人には、香辛料などの臭いが合わないこともあるみたいですが。僕は大丈夫でした。台北なら夜遅くまで営業しているバーもたくさんありますね。夜も、ゆっくり過ごす事ができます。

 またこんな事。残った料理の持ち帰りやコーヒーを持ち帰る時も暖め直して(もしくは新品)?持ち帰ることができました。店によるんでしょうけど、以外と気前が良かったです。

ビールと魚、肉料理が楽しめるお店が多い
アメリカンなお店も多い
おしゃれカフェも多い台北
朝ご飯
露店にて
50度の酒、一晩かけ友人と空ける

 ある時、昼飯を食べにラーメン花月に入って、ラーメンが来るのを待っていたら店内の店員が突然一斉に「いらっしゃいませ!!」を復唱し出しました。他にも何か言っていたように思います(「ありがとうございます」とか・・)。そういえば、バーに飲みに行った時に「いらっしゃいませ!」と店員さん。日本人オーナーのお店に入ったらしく、その影響かと思います。

 台湾では客が来た時には「歡迎光臨!」「謝謝光臨!(こちらは帰る客に対してかな)」という挨拶をします。ちょうど「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」にあたります。英語なら「May I help you?」「Thank you very much.」にあたります。

北京語でそういう表現があるのだから、単純に北京語を使わないのかなと思いました。なんでもありなところが台湾っぽかったです。

■芸術■
 近年台湾もアートが盛んで、市場などの規模がどのくらいか分かりませんが各地に美大があり、年に何回かアートフェアが開催されています。美術系大学や専門校の数、市場などは日本と比べられる規模ではないと思うのですが、台北アートフェアの規模自体は東京アートフェア以上ではないかと思います。また、アーティストは明るく堂々と会話している印象を受けます。お客さんの反応も良く。流行っているというか、ハートの熱い国民性なんだなと思いました。

 また、日本の画廊も台湾のアートフェアに活路を見いだそうと出店を始めておりその動向がどうなるか注目していますが、今のところ大きな動きはないのかな?どうなっていくのでしょうね。

 何はともあれ僕も負けてはいられません。現状と戦っていきます。

 台湾人の知り合いの紹介で、アポを取り。案内してもらいました。日本語が出来る事務員さんがいたのでとても助かりました。建物が、点在していて美術館では展覧会が頻繁に開催されているみたいです。食堂には行きませんでしたが、気になりますね〜。
台湾の芸術大学、写真は正面が食堂
 台湾の芸術系大学は、専攻が充実しているようです。大学によるんでしょうけど。写真は国立台湾芸術大学。ここを卒業した作家さんと知り合う機会は多い。板橋市という所にあります。地下鉄からタクシーが便利。
台湾の芸術大学
台北アートフェア
 日本の画廊はちょっと元気がないと感じました。人気な画廊は活気がありましたけれど。それに、アートフェア東京よりも規模が大きかったです。若い作家に勢いを感じますし、立体作品の印象が強いです。
台北アートフェア






台北の美術館、ファインよりでした
筆者、故宮博物院にて
台北の美術館、コンテンポラリー系です


 街を彷徨い、画廊巡り。台湾にも画廊がたくさんあります。間取りが大きな画廊も多く、新しい画廊が多い印象を受けます。あくまでも、印象です。
台北の画廊、再開発地区にあり大きかったです
台北の画廊
台北の画廊
ビルの中にあった画廊で狭かったです
台南の画廊にて現地の作家と

 以下ヤングアート台北での写真です。 いろいろ勉強になります。自分のあり方や美術との関わり方、さらには生き方まで。
初めての台北の展覧会にて
台北の展覧会にて、来場者と歓談
台北にて展覧会の準備

 言葉が出来ずこういう場にいて、寂しい思いをするのはごめんだ、と思いました。
台北の展覧会にて
  
 今は作品に説得力、それを裏付ける言葉がなさ過ぎです。悩むんでしょうけれど、それを突破できるようにしないと。やっぱりどっぷり浸かる時間も必要じゃないかと思います。
二回目の台北の展覧会にて


■宿■

 気になるお宿事情について書きます。宿は大事ですね!そこから見えてくるものもあると思います。高い宿で受けられるサービスは他の国と変わらない質の高いものですし、安宿なら管理人さん達と気さくに会話できたりします。宿周辺の町並みにも差がありますかから散策することでその土地の空気を感じることも出来ますね。意外とそういった体験が、作品制作には重要だと思います。

泊まってはいません。台中で見つけた安宿。大丈夫か?!


台南で泊まった宿

台北の安宿。風通しが悪く夏はしんどい・・寝るだけってところです

 写真では伝わりにくいかと思いますが、以上は比較的安い宿です。特に台中で見つけた550元は日本円で1600円ちょっとですからドミトリーを除けば最安の部類に入ると思います。その代わり、屋内は薄暗く刺青の入ったおっちゃんが清掃をしていたり・・・夜になると・・・だったりするかもしれません。でも、僕が泊まるとしたらこういう所を探して転がり込むかと思います。安全んであると信じて・・・やばそうですけれど。真ん中の台南の宿は、カフェを併設しているお洒落宿で男には似合わない感じです。女性にお進めですね。









 最後に、在台中たくさんの方々のご助力を頂くことで楽しく有意義な活動を行うことが出来ています。この場をお借りしてお世話になった方々にお礼申し上げます。もちろん連れて来てくれた友人も!またご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

 謝謝你們的好意跟幫了我大忙。 非常感謝!!


写生中の筆者